雲隠れした月が優しく君等に笑んだ時
物語のような奇跡が起きると彼は言った

幼い二人の子は信じて朧月夜を眺め
兎と遊ぶ夢見て銀の光に包まれ眠る

そして奇跡の扉は(彼が言うように)静かに開く(二人の夢の中で)
さぁおいでと兎が(軽やかに跳ね)二人出迎える

さぁ 銀色の道駆け ふわり浮くわた菓子雲越えて
様々な華咲く古きお屋敷へと行きましょう


兎とじゃれあい遊ぶ 幼い双子の男の子
ふとある欠片に気付き不思議に思って拾い上げた

途端飛び散る欠片に(二人目を瞑り)世界は変わって(兎も消え去って)
二人の体は(光が包み)薄れ始める…

嗚呼 消え去って行く奇跡 もう戻れない事知る二人
もう一度目を開け 変わり行く世界を見届けた

彼の声が聞こえ いよいよ夢物語は終わる
けれど二人は知る 奇跡の正体はすぐそこに…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

夢物語

少し不思議な彼の話を信じ、つい眠ってしまった双子を
彼は優しく撫でながら双子が起きるまで歌い続けます。
そして双子は彼の歌で奇跡を見、
奇跡の正体(彼の優しさ)を知るのです。

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投稿日:2009/10/08 19:59:04

文字数:360文字

カテゴリ:歌詞

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