トビウオが煌めいた
流れ目の羽織は夏に舞う
たった一音ですきになる
ああ、ここだった

ずっと起きたまま
寝言で王国の名を呟いた

つかめないや、
無像の街
ぐちゃぐちゃの画面に
オアシスをみた
ここが そうここが

トビウオは嘘ついた
境目でぼくらは夏に泣く
たった一言でいやになる
ああ、ここだった
ここだったのになあ

ずっと醒めたまま
夜毎に王国の名を吞み下す

わかんないな、
無像の街
100度目の画面に
オアシスはある
ここが そうここが

ふしぎだ
いちどきりなのに
ずっとだいじにしてた気がするよ

やるせなくとも、
無像の街
ぐちゃぐちゃの画面に
オアシスはたしか
その手から
溢(あふ)れて

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オアシスは、たしか

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投稿日:2018/08/23 23:42:30

文字数:306文字

カテゴリ:歌詞

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