Blue moon
満月の夜が過ぎ
細く-細く-欠けてゆく
儚げに消えてゆく
星の涙
凍える孤独の宵闇が
自らの汚点を責め立てる
償うこともできずに
Grow tears
夜露に濡れている花
淡く-淡く-褪せてゆく
脆くも崩れてゆく
遠い記憶
こみ上げてくるこの感情が
静寂の中で響いてる
声は二度と届かない
*触れた指先は冷たすぎて
温もりさえもわからない
夜に吠えた狼の調べ
哀しみを隠すように
Breeze green
優しい風の薫る
揺れる-揺れる-窓際の
陽光り(ひかり)に置き忘れた
最期の文字
ほんの束の間の倖せは
想い出の欠片でしかなくて
もう戻ることはなくて
静かに眠る赤子のように
安らぎに包まれたまま
天(そら)に還る天使の微笑み
強く瞳に映した
時は経ち季節は巡ってく
何度も何度も漂う
止まったままの時計が動くことはなく…
*触れた指先は冷たすぎて
温もりさえもわからない
夜に吠えた狼の調べ
哀しみを隠すように
la la la ......
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ぶるーむーん
まんげつのよるがすぎ
ほそく-ほそく-かけてゆく
はかなげにきえてゆく
ほしのなみだ
こごえるこどくのよいやみが
みずからのおてんをせめたてる
つぐなうこともできずに
ぐろうてぃあーず
よつゆにぬれてるはな
あわく-あわく-あせてゆく
もろくもくずれてゆく
とおいきおく
こみあげてくるこのかんじょうが
せいじゃくのなかでひびいてる
こえはにどととどかない
*ふれたゆびさきはつめたすぎて
ぬくもりさえもわからない
よるにほえたおおかみのしらべ
かなしみをかくすように
ぶりーずぐりーん
やさしいかぜのかおる
ゆれる-ゆれる-まどぎわの
ひかりにおきわすれた
さいごのもじ
ほんのつかのまのしあわせは
おもいでのかけらでしかなくて
もうもどることはなくて
しずかにねむるあかごのように
やすらぎにつつまれたまま
そらにかえるてんしのほほえみ
つよくひとみにうつした
ときはたちきせつはめぐってく
なんどもなんどもただよう
とまったままのとけいがうごくことはなく…
*ふれたゆびさきはつめたすぎて
ぬくもりさえもわからない
よるにほえたおおかみのしらべ
かなしみをかくすように
la la la ......
wolf’s solitude
アン様に曲を付けて頂きました。
5年前にV系を意識して書いたものですw
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