さきそめはなひとひらの
うすべにのいろはひそやかに
みどりのかいなにまもられて
はじらうようにゆれていた
(ひらり ひらり ひらり ひらり・・・)
始まりは出会った日から
触れ合ったその時から
記憶の中をたどっても
それは遠くてつかめない
思い出はいつも咲き初めの
淡い花の香を含んで
胸の奥の深い場所で
陽だまりのようにゆれてる
ほころぶはなにさそわれて
いっとうのちょうがくちづける
おもくゆれるこずえのうえで
ひそやかにかうやくそく
(ひらり ひらり ひらり ひらり・・・)
触れ合いは喜びの名前
抱きあえば全てが通じて
このままずっと変わらずに
夢を見られる夢を見てた
目覚める日を阻むように
目隠しのような恋をした
二人の時間は そっと分かれる
過去と 今と 明日の向こうへ
ちょうのきすではなははらむ
みのるこずえではなはかれる
それはさいわいそれはひあい
ちりゆくはなにこたえはない
(ひらり ひらり ひらり ひらり・・・)
ひらり ひらり はながちる
ひらり ひらり 蝶が舞う
一人見上げる梢の上で
今日も晩餐の小鳥が歌う
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