切言冬忘(雪原逃亡)

【S】
誰も知らない
誰も知らない
僕のいないセカイへ さぁ。

【A】
昨日起こったアレコレ
突然吹いた風
いなくなった君を捜して
膝を抱えて泣いた
【B】
いつか言われたコトバ
まだ刻まれたまま
僕が壊した君棄てて
その中から逃亡。
【S】
誰も知らない
誰も知らない
僕のいないセカイへ さぁ。
何も要らない
何も要らない
君のいないセカイへ

【C】
寂れたゲーセン 通り過ぎ
無人の駅を 駆け抜けて
冷たいホームで 泣き出した
「僕を知らないセカイへ、さ・・・。」

【A】
昨日起こったアレコレ
突然吹いた風
いなくなった君を亡くして
躯抱きしめ凍んだ(死んだ)
【B】
いつか言われたココロ
まだ氷らせたまま
突き放した君をおいて
その中から凍瘡(逃走)―――

【S】
(誰も知らない
 誰も知らない
 僕のいないセカイへ さぁ)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

切言冬忘(雪原逃亡)@

寒いある日のこと。
大切な誰かに頼られて
でもそれを叶えてあげることはできなくて
逃げ出してしまったことはありませんか?
『ごめんね、僕の大切な“君”・・・。』


==簡易歌詞解説===============
私の実体験からの詞です。
ドストレートに言うと、
昔、同性の親友に告白されたことを題材にしております。
その時、私はどうしてあげるのが良いのか分からなくて。(=B)
それは私にとって突然で。多分、その子をひどく傷つけてしまいました。(=A)
大好きで誰よりも大切な彼女のために何もできなかった私は、私のことを知る人のいないセカイへ逃げてしまいたくて。(=S)
私のせいで苦しんでいる彼女のセカイ(=B“その中”)から消えてしまいたかった。(=B)

私が突き放してしまった一人の彼女は、あの日死んで
私はあの時を忘れられず、“あの日の一人の私”も止まったまま。(=2AB)
=============================
・・・まあ、他人からしたら「キモイ」で片付けられてしまうだけかもしれない元ネタですが、
何もできない自分に対する絶望を
少しだけ分かって頂けたら幸いです。

閲覧数:151

投稿日:2010/02/20 23:14:25

文字数:385文字

カテゴリ:歌詞

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