もしあなたと可愛い小さな家で
一緒に暮らせるように
なるとしたなら

毎日手紙を書くようにお互いに
小さな詩を書くような毎日を送りたい

日差しを見て目に光を溜めているあなたや
緑を見て綺麗だと言っているあなたのこと
遠くで誰かがタバコの煙をふかすのが見える
わたしは彼が幸せであることを願っています

毎日があなた宛てのラブレター
わたしの言葉があなたを月夜に連れて行く
あなたもわたしについての詩を
毎日書いていてほしいあなたの書いた
言葉の森を歩くようにそれを読んだ
わたしのためのレコードを幾つか選ぶように
言葉を綺麗な柄の紙に書き留めて

あなたからの咲いたばかりの
フレッシュな蕾のような言葉達を
スクラップしておきたい
あなたの言葉は
透明なガラス瓶に飾って眺めていたい
摘みたての可憐な花のよう

あなたの書いた詩の中を歩いてみたい
小さな葉の話し声を潜り抜けるように
あなたと書いた詩のような毎日を送りたい
詩のような暮らしを送りたい

小さな花が咲いた庭を観察しながら
ふたりの詩で小さな庭を作りましょう
夢のような言葉の花がたくさん咲く
わたしとあなたの心の種を蒔いて

あなたはどこにいても
何をしていても詩になるの
あなたの呼吸のひとつひとつが
美しい詩でできてる

今日は雨で
雨の日にしか考えられないロマンチックなこと
あなたはわたしが雨について
どう思うかを聞くから花柄の傘をさして
あなたの隣にいれば雨は永遠の虹と答えるの
いつまでもそんな風に話していたいな
いつまでもあなたがわたしの世界の全て
全ての答え

あなたはビンテージの緑のセーターを着て
最後はふたりで一緒に森になれたら綺麗だね
さくらんぼの木のある森に
花言葉は小さな恋人
木の芽と綺麗な花が咲く道のある森に
お互いがお互いの
最後に流れるメロディーであることを願うの
あなたの作りあげた詩の森で幸せな夢を見ていたと