はじめて見た空
はじめて見た花
はじめて見た緑…。


本では見た事あるけど、
本物ははじめて見た。
あの暗い檻から出てはじめに目に飛び込んできたもの
それはすべて輝いていて、美しかった…。


「あいつだっ!!!捕まえろっ!!!」
声した方に振り向くと、
新しくなった嫌な鎖と、武器を持った人々が追いかけてきた。


私は、クスッと笑うと、やっと解放された力を使い
そこから姿を消した…。




~*罪人と恋と*~




私が閉じ込められていた理由(ワケ)…。
それは、この力。
この世の中では、魔法…まぁ、そんな感じのものが使える人がいる。
その中で、私の父は罪を犯した。


その父がつかまり、処刑された後…
私は生まれた…。罪人が愛した女性から…。
その女性は、私を産んだ後死んだ。


そして、その事を知った人々は
私を「罪人の子、悪魔だ」と言って私を牢に閉じ込めた…。




それから何年、どれほどこのときを待ったか…。



*


「(ばれない様にしないと…)」
私が付いた場所は、消えた場所から遥か遠くの島。
小さく、平和な島だった。

「(とにかく、フードの付いた服を買わないと。。)」
今のままじゃ、いつばれるか分からない…。
私は、近くの服屋に行った、



あ、魔法って言ってもいろんな種類があるのよ??
私は変装魔法じゃないからね?
移動魔法だから。


店の人は、80過ぎのおばあちゃん。
「(よかった…。バレないですみそう。)」
私は一番安い服(と言っても無料って書いているやつだけど…)をもらった。
フードが付いていて、長さは足がギリギリ見えるぐらいの藍色の上着。
私はお礼を言うと、フードをかぶって町の中を歩き出した。



2に続く…。




ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

罪人と恋と


なんとなく作ってみたww
うん、続くみたいだよ。
切なくなりそう…。カイト兄さんも出そう。

閲覧数:149

投稿日:2011/08/07 09:18:51

文字数:746文字

カテゴリ:小説

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