いつの間に組み込まれていた
常識の海に溺れそうになるから
卒なさの鎧を身に纏い
何も無かった

もっとずっとこの世界は彩られ
輝きに満ち溢れていると思っていた

強く強くあれと言い聞かせてる
無理して笑って傷つくそんな夜は
子どもみたいに喚いて
泣きじゃくっていいかな
君の前だけでは僕になれるみたいだ

いっそ素直になって
生きられたら楽なのに
何をしていたって孤独を感じている

偽ることだけ得意になって
大丈夫大丈夫と呟いては苦しくて

飾り立てた夢が崩れ落ちてく
本当に欲しいものなどここに何も無い
それでも重ねてゆくこの日々の果てに
まだ見たことのない景色だけを求めて

やたらと押し付け上昇志向
罪の意識は毛頭欠如
意味もないやる気ない
無い物ねだりの妄想創造至高

深く深く落ちてしまった後に
身体の奥まで響いた君の鼓動
僕の心を照らしたひと筋のメロディ
それだけで軽くなるんだ

ばらばらに散らばった破片が
きらきらと輝いて
もう一度拾い集めてみたら
違う風景が見えた

未だたどり着けないセカイ線
遠回りだとしても
ボロボロになっていくほどに
美しく生まれ変わって行くんだ
何度でも自分だけの路を

次は何を咲かせよう
Wherever life plants you bloom with grace