どこかの女にうつつを抜かしてる間に
現実が静かに壊れていることに
なんも気づかないあなた

いつからそんなに偉そうになったの?
問わないことをいいことに知らん顔して
閉じてるドアにぶつかる

人はこれを痴情のもつれと言って
三面記事にもならない話
馬鹿馬鹿しいからご勝手に
もうあなたの帰る場所はない

人はこれが痴情のもつれと言って
犬猫は跨いで通る
まともな道を私は歩く
もうあなたの影は消えた


隠してるつもり 隠れてるつもり
現実は隅々まで丸見えなのに
なんも分からないあなた

大事なものはなんですか?と問う
ガラス張りの城の中で秘め事
目のやり場に困る

人はこれを痴情のもつれと言って
下世話な噂ばなし
白々しいから終わらせて
もうあなたのいる場所はない

人はこれが痴情のもつれと言って
大袈裟に泣き崩れてみる
次の角で踵を返す
もうあなたは私を見失う


人はこれを痴情のもつれと呼ぶ
みんなが大好きなスキャンダル
空々しく傷ついた振りをして
もうあなたの戻る家はない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

痴情のもつれ

生涯ただ一人を大事にするって、そんなに難しいこと?(笑)

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投稿日:2023/05/27 23:42:36

文字数:444文字

カテゴリ:歌詞

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