なんの取り柄もなくただ
ここで横たわってる
電信柱を眺めてたら
六等星を忘れてしまった
環状星雲をくれる人なんて
どこにもいなかった
羨望と欲望ばかり
体を渦巻いて
あの本みたいな優しい夜に
包まれてたいのに
悋気なわたしは何時迄も
知らない誰かの
肩を借りていじけている
かなしいこのたましいの
まことの祈りをみそなわせ
許せないよな毎日を
どうか、どうか、愛する権利を与えて
つまらないところが
わたしの取り柄なら
肯定できるシグナルをください
地球から連れ出して
遠い遠いあの星まで
手を引いてほしいな
かなしいこのたましいの
まことのいのりをみそなわせ
飽き飽きしたよな生活に
どうか、どうか、指輪をください
いとしいこのたましいの
まことのいのりをみそなわせ
緩やかな死の曲線に
どうかどうか幸せを降らせて
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