『ツクシアイ』
作詞・くさびん

「愛は無価値なモノだ」
父はそう言っていた
最初はその言葉の意味も分からなかった
ならなんで僕は生まれたのかを悩んだから
もしそうならどうして
みんな愛し合うのか分からないから

誰か傷付けて
僕も傷付いて
悲しい思いをするくらいなら
そんなモノ要らないやって思った
春のある日のこと

「愛は無価値なモノだ」
父はいつか言ってた
今ではその言葉の意味も考えていない
ならなんで僕は生まれたのかを悩むのも
もう疲れてしまったから
それでも愛し合う意味をどこか探してた

欲に駆られて
欲に溺れて
辛い思いをするくらいなら
そんなモノ要らないやって思った
冬明ける日のこと

恨むのも愛の所為なら
怒るのも愛の所為なら
ならばなんで僕ら愛し合うのだろう
苦しいのも愛の所為なら
悲しいのも愛の所為なら
どうして僕ら誰かと愛し合うのだろう

誰か傷付けて
僕も傷付いて
悲しい思いをするくらいなら
そんなモノ要らないやって思った
でも
誰か傷付けて
僕も傷付いているなら
その誰かの為に僕が泣けるなら
それがきっと愛なんだろう

愛に価値が無くても
愛に意味が無くても
それはそれが必要ないって意味じゃない
愛に限りが無くても
愛の危うさ消えなくても
それを思う限り誰かに優しくなれるんだ
愛したい誰かの為に
愛されたい誰かの為に
その人と一緒に触れていたいから
価値も意味も、嘘や本当も
そこに居るか居ないかも関係無く
僕らは誰かと愛し合うんだ
僕らは誰かと愛尽くし合うんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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  • オリジナルライセンス

歌詞投稿21

趣味で溜めていた歌詞その21です
素人クオリティなのでよろしくお願いします

閲覧数:85

投稿日:2020/04/18 17:23:06

文字数:653文字

カテゴリ:歌詞

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