・プラスチックメリー・

指先から零れる「消えてしまいたい」を言葉になる前に掬い取るんだ。
誰にも知られずに引き金を引くような、他愛もない秘密を一緒に作るような。

新しい色を何度も繰り返して「名前を失くした」を触れないでいようなんて。
ずっとずっと深くに潜り込んだような、心臓の音ごと飲み込んだら。

疑しいとだけ言って。

誰もいないならそれでいい。理由がないから離れられないな。
藍が目に沁みるな。涙と喉が渇いたな。
あぁプラスチックメリー。下らないと拒まれても。
レプリカみたいな淡い2人が手を繋いで笑えたら余計なものがほら、また一つ増えていく。

大した出会いもありもしないくせにバイバイばっかの毎日を選ぶんだ。
変わらない日常、の為の日常にこんなにも簡単に惹かれてしまうんだ。

どれだけ捨てても足りなくて。沢山の大切を忘れたんだろう。
それでも僕と言えるか。それでも君はそこにいるか。
偽物を片手に、さぁ何処へ行こうか。 
幸せが終わった後の2人でも唇を合わせるだけで何度だって紡げる「また明日」の証明を。

誰もいないならそれでいい。理由がないから離れられないな。
藍が目に沁みるな。涙と喉が渇いたな。
あぁプラスチックメリー。下らないと拒まれても。
レプリカみたいな淡い2人が手を繋いで笑えたら余計なものがほら、また一つ増えていく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

言葉と音の選び方が似てた、それだけ

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投稿日:2016/02/27 03:05:07

文字数:574文字

カテゴリ:歌詞

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