キミの世界から
ボクはもう消えてしまうけれど
ボクの世界から
キミはまだ消えない 消せないんだ


空の果てばかり見上げて
キミはキョロキョロしている
『あの雲の向こう側?
それとも風の始まる場所かな?』
手を伸ばしている ボクに
本当は届いている ボクの
見えない指の先に触れている
『…気がしたの』


破れた時間(とき)を貼り合わせて
キミは笑顔のフリをしている
『そうじゃないとアイツが
きっと困ったような表情するから』
無理に強がっている キミを
ぎゅっと抱き締めた キミは
ボクの腕で確かに微笑っていた
『…泣かないよ』


《    》このボクの
《    》最後のワガママを
『祈り』と呼んでもいいのだろうか?
《    》キミの指に
《    》絡み付いた ボクらの
『想い』を外せずにひとり立ち尽くす



最初から何も無かったと
そう思えばいいんだ

…それだけだ


『意外と涙もろくて
甘いモノとワタシのことが好きだった』
色鮮やかに痛い アイだ
まだ此処に居たい ボクは
何のためにキミに出会ったのか?
『…運命なんだ』


《    》始まりが
《    》偶然であるように
『終り』もただ繰り返していくだけ
《    》キミの指に
《    》錆び付いた ボクらの
『指輪』を外そうとキミに手を伸ばす


『《泣きたいよ》本当は
《抱き締めて》欲しいだけなんだよ
お願い まだ消えないで ワタシの世界から…!!』


《    》このボクの
《    》最後のワガママを
『祈り』と呼んでもいいのだろうか?
《    》キミの指に
《    》絡み付いた ボクらの
『想い』を外せずにひとり立ち尽くした


《    》ボクらは
《    》必然だったようだ
『二人』を構成する独りと 独り
《    》キミの指に
《    》嵌めたままの ボクらの
『愛』はまだ消えない 消せないんだ



いつかの日か キミに好きな恋人(ひと)ができたら
『指輪』を外して…



《サヨナラ》

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

《ALpha-アルファ-》

「きっと、これは、天使語で愛してるって意味なんd(殴」



死んだ「ボク」が「キミ」のシアワセのために婚約指輪を外そうとする、
なんて、イイハナシじゃないd(蹴


閲覧数:80

投稿日:2010/08/06 17:17:22

文字数:867文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました