今年もこの季節がやってきて
暖かくなる空気にあなたと交わした言葉を思い出す
これからの未来で　離れるような事は無いと
照れくさそうに笑って　あなた私に言ったよね？
そう信じていたあの頃
そう信じたい今
景色は変わらずに春を彩るのに
変わってしまったのはどっちだったんだろう？
桜雨　散っていく
風に舞っても　まだ咲いている
あなたへの思いに似た　無くならないあの花のように
桜雨　散ったら
また夏がきて　秋になって
冬の綿毛が降りる頃には　あなたへの思いも消えるかな？

陽光の光サンサンと照らす
私とあなた赤くなって歩いた道を
そう君の笑顔に　惹かれていたんだよと
真面目に話した後　笑いあってキスをした
上手く笑えなかった昨日と
上手く笑いたい明日と
結局離れたくないのは私の方で
夜明けを待っている蕾はずっと蕾のままで
桜雨　慰めるように
ヒラリヒラリと　流れていく
別れと出会いを運ぶ　結局私は何も出来ないけど
桜雨　この花を見たら
私のそう　あなたが好きだった
笑顔を思い出して　そして少しだけ笑ってお願い

あなたは覚えているかな？
春が来る前に私に
「桜は雨のようだね、別れの悲しみも一緒に持ってってくれる」
それを今信じよう

桜雨　空を流れ
私の悲しみ　連れて行け
あなたを信じた私が　綺麗なままであるように
桜雨　いつの日か
この想いを笑って　話せる日が来るかな？
今はそんな日は来ないというように　枯れないこの想い

桜雨・・・桜雨・・・
桜雨流してお願い
桜雨・・・桜雨・・・
綺麗なままでいたいよ思い出の中でくらい