SkyFall
《A》
夜も眠らぬ町は遥か向こう
流れてくるサウンドに耳すまそう
穴空きマフラーのノイズですら
今だけ枕代わりになるかな
寝ぼけ眼の反乱の元で
耐えた頭はまだ蚊帳の外で
徒然なるままにただ綴って
揺れ動く風に身を任す
《B》
落ちる空に願いを
用意なんかいらない概要
夢の間で出会うのだろう
何処かにいる君に祈りを
灯りが落ちる頃に
賑わう心だけのコロニー
別れを惜しむ人のように
おやすみと告げる朝日と共に
《A》
月明かりに照らされた雲
空に海や川を描けども
上に目を向けない限りはそう
『ただの霧』で済ましたくはない
静まった街のど真ん中で
一人だけに聴こえる音量で
何か変われと願う雑音に
意味がないと言いたくはない
《C》
夜が明けるまで
夢から醒めるまで
ここで待ち続けて
いつか出会うまで
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