ざるぼうる

SkyFall
《A》
夜も眠らぬ町は遥か向こう
流れてくるサウンドに耳すまそう
穴空きマフラーのノイズですら
今だけ枕代わりになるかな
寝ぼけ眼の反乱の元で
耐えた頭はまだ蚊帳の外で
徒然なるままにただ綴って
揺れ動く風に身を任す...

クラウドリバー
《A》
季節が一回り
また始まった曇天日和
ひとり歩き搜す木漏れ日
気分で変わる足取り
直したいなんて
ないものねだり
いつも通り高台に登り
見える景色に指で縁取り...

《A》
『サレンダーで』
焦んな一旦
癖になってんだ
ダセェな正誤表
枷になった
華麗な正攻法
盾になった
過剰な謙譲語
摂氏零度に誠心誠意...

心証オクターブ
《イントロ》
片隅にあった心象が
空っぽになったここに響いた
姿なき誰かの篝火が
始まりのベルを鳴らしていった
今更何も知らないなんて
わかりきったような焦燥も
それすら全て飲み込んでいける
世界が変わるような...

《A》
誰も知らない
言葉の裏
枯れるしかない
ような明日から
抜け出してみたい
そんな今日を
表したくなった
午前6時
《B》...

Blue Destination
《A》
23のストーリー
いつか描いた通り
設えた鼓動に
答えられるように
差し込む光
目を開ければ果てない道の途中で
川のせせらぎに
背を向け進む...

《A》
あぁ、またなんも浮かばないや
結局のとこはこんなもんでした
さぁ、改めていつものように
空白埋めるだけで
一夜明かして
あぁ、また頭が痛いな
いちいちザラザラしてんだもう
ここは勝手が違うみたい
勝手口はどっちだっけ...

MindJAM
《イントロ》
（六花）
どーなっていたい？
見たい未来
まだ見ぬ期待
声が途切れる前に
《A》
（千冬）
波打ち際　砂を...