初めはそうね 安直だった
リア充の真似事を
やりたかっただけなの

夏休み 最終日の夜に
皆集まって肝試しなんて
心トキメかせていたんだから


ケンちゃんが言ってたの
「二人を引っ付けてやる。」
当てにしてないけど
好きなあの人と
近づく最後のチャンス
そして太陽は暮れて



乾いた風が 頬を擦る
貴方の後 袖つかみ歩く
ねえ
夜の帳 開けるまでは
拙い光一つ 二人
見えない霊(もの)探し
宵闇の中私を守ってね



噂の心霊スポットは山道
この先にあるトンネル
コースは一周簡単よ

大好きな貴方の側で
不気味な道を向かうのよ
別に怖くなんてないんだから


ケンちゃんが言ってたの
「秘策があるからまかせろ。」
少し不安だったけど
その時を貴方と待っていた
空から何かが落ちてきて
それは人型の何か



冷たい風が 筋を突き刺す
ちょっとした 遊び
一夜の夢でしょ?
ねえ
血生臭い蛹 悲鳴奏でた
真っ赤な水たまり
五月蠅いのは蝉じゃなくて
泣き叫ぶ私の声でした



どうでも良かった日々が
急に愛おしくなって
夏の冷たい風が心突き刺す
響いた声に群がる人集り



冷たい蛹抱え芽生える
初めて気づいた
今更ホントの想い
ねえ
またふざけたいの笑って?
苦い空気蔓延する
五月蠅いのは蝉じゃなくて
泣き叫ぶ私の声でした



ケンちゃん何があったの?
蛹に口はないの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

SECRET(仮)

(仮)なので調整するかも知れません。

テーマは
【肝試し×殺人事件】です。

簡単に説明すると
■ケンちゃんと私ちゃんが幼なじみ
■ケンちゃんと貴方君が親友
■私ちゃんが貴方君を好き
■ケンちゃん=蛹
■ケンちゃんは他殺or自殺

閲覧数:197

投稿日:2014/05/27 01:35:43

文字数:592文字

カテゴリ:歌詞

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