友達でもないのに、離れたくないって思うの。
それは何故かは分からない。
でも、唯一つ分かるのは
私は彼女と『友達』になりたかったんだ。

私が、彼女の転校を知ったのは親友から聞いた話だったの。
彼女は私の事嫌いで、ロクに話す事もなかった。
転校、2ヶ月前。
私は、少し切なくなった・・・・・。

友達でも無いのに、離れたくないって思うの。
そして私は彼女と、普通に友達になりたかった。
でも、時は過ぎてしまう。
私は親友と『その時』を待つしかなかった。

大っ嫌い。
彼女は私にいつも言う。
私は、彼女に、恨みと嬉しさと悲しさと・・・・。
その全部が積もって。
とても言い切れないような感情になるの。

私、彼女と『友達』になれる筈なんて無かった。
親友と、彼女は友達で、私は彼女と友達になりたくて、
彼女と過ごしたほんの少しの楽しい時間。
私は楽しかった。
彼女と『友達』じゃなかったとしても、
私は少なくとも友達と思っていたから。
さよなら、転校先でも、元気にしてね、

最後に、伝えたかった。

『友達』になって下さい。

私は、親友と一緒に、彼女を見送った。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【歌詞】友達になりたかったお話

これは実話の歌詞です。
小学1,2年生に同じクラスだったあの子。
今年転校する事になって、
私はあの子と友達になりたかった。
そんな私の実話の歌詞です。

閲覧数:41

投稿日:2011/07/31 20:57:01

文字数:483文字

カテゴリ:歌詞

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