地獄のような でも静謐なような
何処か居心地の良い孤独の中にいました

境界線の向こうで 地平線の彼方で
遠い過去を そればかりを抱き締めていた

物語は誰かを傷付ける そんな自意識の中で
言葉は形を変えて何かを描こうとする
世界はそれそのものがキュビズムだとか
知った風な口を聞く誰かの 前に倣わないで
あなたが青と言えば青となる そんな色を塗って

古い写真は棺で 美しさを閉じ込めていた
今の私は醜いゴム人形のようで 反吐が出そうだ

添削された文字の羅列 その端々で
誰かが本当は伝えたかった事
それに思いを馳せていました

この世界の人々は些か性急が過ぎて
まだ語り終えてないものに 値札を付ける

あなたはあなたで あなたが選んだものだよ
その醜さも加虐性も あなた自身だよ
誇張の無い言葉はない 飾らない自意識もない
だから出来るだけ平易で

物語は誰かを傷付ける そんな自意識の中で
言葉は形を変えて何かを描こうとする
世界はそれそのものがキュビズムだとか
聞き飽きた定型句をまたなぞって
聞き慣れない言葉をまた今日も探して

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ふわり

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投稿日:2025/04/08 04:34:31

文字数:470文字

カテゴリ:歌詞

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