ジャケット

水たまりは言いました
僕はいつか海になる

雨粒は溶け込んで
ため息をつきました

君は知らないだけなんだ
雨粒は語りだす

海は広くて大きくて
君がなれるようなものじゃないと

それでも彼はあきらめられなくて
いつかいつかいつかはそう思って
次々と降って来る雨粒をのみこんだ


人々は過ぎました
足早に彼のうえ

彼は苦しみました
どうして僕を踏みつけるの

だって僕はここにいる
水たまりは泣き出した

海のようにただやさしく
僕はなりたいだけなんだと

ほんとは彼も知っていた
いつかはいつかは僕は消える
次々と来る雨粒は彼を慰められない


太陽は現れました
それは次の日のことで

水たまりはその体
焼かれていくだけでした

僕は消えてしまうのかな
彼は涙すら流せず

海のようになりたかった
僕は海になりたかったんだ


太陽はただ照っている
世界を明るく照らすだけで

遠い空の下では
海面が揺らいで輝いている


そして彼はいつの間にか
雲とともに旅をする

その身を降らすは何処だろう
それは彼の運命


遠い空の下では
海面が揺らいで輝く

それを照らすは太陽で
彼の身はどこだろう

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ライセンス

  • 非営利目的に限ります

【初音】海になりたいみずたまり(元の詩タイトル「その一生」)

あさはさんの詩を曲にした。
例によって、詩はすこ~し改変アリです。
VOCALODには、三拍子の跳ねたリズムってないんですね。ブランキーの「悪い人たち」を歌えないミクさん。少しズレアリだけどまあいっかと思った。
久しぶりのミクメタルで、腱鞘炎寸前。
だれかドラム叩いて。

閲覧数:138

投稿日:2010/03/28 15:14:23

長さ:05:02

ファイルサイズ:6.9MB

カテゴリ:音楽

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