精々転げたいつもの罹(かかり)を 明日延ばしたイソトマの非を
厭うて厭うて更々に問うて 連ねて番えた僕らの彼方
期して兆したプリムラの意を 銘々課されたいつもの係を
重ねて崩した僕らは何方(どなた) しで打てしで打てからからに乞うて
叮叮(ていてい)打たれたこどもの瞳を 端(はした)排したムスカリの根を
推しあて推しあて物々に遭うて 這わせて絡めた君らの居所
手下挺したベロニカの死を 永々与したことも嚢底(のうてい)に
忘れて掠れた君らは何処 留めて留めて眠れかし と
臍帯(さいたい) 繋げた明日を
さぁ 痛い? と誰かが裂いた
ほらほら宙を見上げて テイア テイア 君の意図身の色
アルニタク 課された約束を 僕の知る由はないけれど さ
セイア セイア 僕の帰途他の自己 ほらほら天(あめ)を見上げて
君を知る余地はないけれど さ カノープス 指された過不足を
掲げた旗手(はたて)は砕かれた ああ
朝(あした)愛したリナリアの芽を 炯々睨めた逆(さかさ)のうねりを
埋めて側めて只々(ただただ)滅入(めい)て 影搏て影搏て(かげうて)赫々(かくかく)に失せて
曳々(えいえい)弛めた水嵩(みかさ)の紙縒りは 罫下(けした)軽したドクゼリの記を
身を打て身を打て只々に仰せ 掲げて捧げて殆(ほとほと)飽いて
袴下(こした)恋したトウワタの死を 再々約(つづ)めた居丈の騙りを
果(おお)せては せせて長々強いて 擲(なげう)て擲て程々に這うて
代々絡めた畑の驕りも 目下瞑したロベリアの実を
忘れて忘れて目覚めかし と 潜めて仕込めて鮮々(あざあざ)咲いて
童体 結わえた明日を
どうだい? と誰かが問うた
ルーア ルーア 君の意と身代 ほらほら雲追い上げて
僕の領(し)る余地はないけれど さ コホーテク 失くした駿足を
ほらほら傘押し上げて ヨウア ヨウア 僕の地と他のエゴ
イアペタス 失くした役職を 君を領(し)る由はないけれど さ
ほらほら天を見上げて テイア テイア 君の意図身の色
クラントル 隠した憶測を 僕が執(し)る「もし」はないけれど さ
テーラ テーラ 僕の色血の糸 ほらほら宙を見上げて
君を執(と)る「もし」はないけれど さ プルートー 欠かした衆目を
捧げた嘗ては鎖(とざ)された ああ
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