「咎の歌(仮題)」

確かなモノひとつ
壊れた星ひとつ
混ざって交じって
こぼれ落ちた……

終わるモノひとつ
始まらないひとつ
回って廻って
カミに成った……

夢とはきっと
すり抜け、転がり、
誰かにぶつかって、
さらわれていく事だよ。と

憎むモノひとつ
止まらないひとつ
並んで絡んで
死んでいった……

流るモノひとつ
越えられないひとつ
行けなくて逝けなくて
染まっていった……

憎むとはきっと
隣で、優しく、
春のような笑顔で、
抱きしめてくる恋だよ。と

まだ、イマが赦されるなら
キミを殺そう
僕が屠ろう
まだ、ツミを被れられるなら
カミを呪おう
僕が果たそう

惑うモノひとつ
変わりゆくひとつ
捉えて捕らえて
開くモノひとつ
揺るがないひとつ
刺されて違えて
笑って言った……

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

咎の歌(仮題)

深夜のテンションで書いた歌詞のような詩のような散文。
三十分で書いたけどちょっとした短編にもなれそう。

男性視点……だと思われる。

閲覧数:81

投稿日:2016/11/28 05:21:43

文字数:350文字

カテゴリ:歌詞

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