これ以上欲しいものなんてない
求めると手に入らないから

悪夢にうなされ 目が覚めた朝
灰色の世界は悪夢の続き

窓の無い部屋で地獄に落ちるだけ

帰り道を忘れて
戻るべき場所も無い
燃え盛る矢のように
敵を求めて咽ぶ


今まで大事に集めたものは
何の役にも立たないと気付き

今更何にも変わりはしない
運命は自分で変えられない

出口の無い部屋で自分を守るだけ

大事なもの失くして
語るべき過去も無い
燃え盛る矢のように
何を求めて迷う

はぐれた渡り鳥は
生きる場所さえ忘れ
静かに消えてゆく
誰にも悟られずに


今までぼくが目指したものは
誰もが嫌がる汚いゴミの山

人から逃げ続けて
頼るべき友も無い
燃え盛る矢のように
全て遠ざけ嘆く

今にも千切れそうな
か細い糸を手繰り
見えぬ何かに祈る
一人では生きられず

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ARROW HEAD

楽曲"ARROW HEAD"の歌詞です。

やり直しが効かない人生、
振り返れば失敗ばかり。
どこで道を間違えてしまったのかもわからない。

普通ってなんだ、
一体どこからが普通なんだ。

普通になりたい。

後悔を繰り返して、僕は天寿を待つ。

そんな、悲しい思い出と、不安な未来を歌うために書きました。

閲覧数:114

投稿日:2010/05/15 13:56:28

文字数:364文字

カテゴリ:歌詞

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