注意です。
この小説は流星(minato)P様の「magnet」、それをPVにされたsyllogysm
様の動画を勝手に解釈して書いた作品です。
思いきり百合です。
ミクルカ風味です。
少し病んでるかもしれません。
しかも原曲レイプ気味です。
それでも良いよ♪って寛大な方のみお進みください・・・
気分を害す方は即バックプリーズです。
・・・・更に追加で今回はエロ要素があります。
自称 微エロですが・・・
「ちょwwwおまwww」って方もバックプリーズです。
「そろそろ話してくれる?何があったのか・・・」
ルカちゃんからのその一言で私は全て話し始めた。
父だけには認めて欲しかった事。
何度も訴えた事。
返ってきた返答が平手打ちと残酷な言葉だった事。
今月中に引っ越してしまう事。
目の前が真っ暗になって家を飛び出して来た事。
そして、今に至る事。
彼女は悲しげな表情で私の話を何も言わず聞いてくれた。
「どうして・・・認めてくれないんだろう・・・」
また、涙が溢れた。
涙っていつかは枯れるものじゃないの?
「私もミクに伝えなきゃいけないの・・・」
「え?」
「私・・・海外の高校に転校するの・・・」
散々打ちのめされて、もう何を言われても驚かないだろうと思っていたけど、やっぱりショックだった。
私の親が環境との決別という罰出したのと同じように彼女の親もそれなりの罰を彼女へ与えたのだろう・・・
「私の親ってね、海外赴任してるんだけど・・・私も向こうへ行く事になったわ」
ルカちゃんもぽつりぽつりと言葉を選びながら話してくれた。
ルカちゃんの親も激怒している事。
今後20歳までは親の監視下にいる事。
事を荒立てると私に迷惑が掛かるからと、直ぐに承諾した事。
転校手続きは既に始まった事。
同じく今月中に行ってしまう事。
そして・・・
「それでね、このまま別れるのはどうしても嫌だったから・・・」
ルカちゃんが手に取ったのは二つのヘッドセット。
耳当ての部分に蝶の方羽が付いている。
ピンクのヘッドセットには左側に、エメラルドグリーンのヘッドセットには右側に。
「本当はもっと違う形でしたかったんだけど・・・私達の出会いの証を残しましょう?」
夜明けが近い。
窓辺に立ってこれから訪れるであろう不安と恐怖にまた涙を流した。
「大丈夫」
そう囁いて後ろからそっと抱き締めてくれる。
この温もりを失ってしまうなんて・・・
そう思っていたら肩に雫が落ちるのを感じた。
「ルカちゃんも泣いてるの?」
振り向くと微笑みながら涙を流すルカちゃんが居た。
涙の跡をなぞる様に唇を這わせた。
ゆっくりとルカちゃんをベッドに押し倒す。
「もう・・・越えていいよね?」
「うん・・・良いよ」
何が?とは聞かない。
お互い分かってるから。
貴女は私の半身で私は貴女の半身だもの。
夜明けに向かう部屋で私達は遂に一線を越えた。
これから訪れる空虚を今だけは感じていたくなくて・・・
自分の存在の証を相手に刻み付けたくて・・・
部屋に響く声、軋むベッドの音が心地良い・・・
この時間が永久に続けば良いのに・・・
幾度目かの絶頂で気を失ったルカちゃんを抱き締めながら叶わぬ夢をこっそり祈った。
ルカちゃんが目を覚ましてから今度は私が押し倒され幾度も絶頂を味わう事になる。
「ルカちゃん・・・好き・・・大好き・・・」
「私も・・・ミクが好き・・・」
結局朝を越え、宵闇が世界を包む頃私は家に帰った。
再び怒声と平手打ちが私を出迎えた事は言うまでもない。
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貴女の名残が私の身体にあるから・・・
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