永遠に書き切れない小説の完成形
承認の欲求で継ぎ足すインクの跡
主観じゃ描写できない群像の傾向は
僕への否定で埋まるんだ そんなもんなんだ
紙束はただ溜まる 日々は降り積もる
この物語の答えを探しているだけだ
何処へ向こうが構わない 僕が誰だって構わない
同じ事を繰り返して 今、何ページ目なんだろう
疑問が尽きようと構わない 君が誰だって構わない
でも、応える声に耳は貸そう
終わりある数行の文末に込めたい事は
祈りによく似たようなエゴイズムだ
この奈落の底には灯りは差さないから
僅かな温もりだけを頼って生きているんだよ
いずれ僕は死んでしまうさ 君だって同じ様なもんだ
同じ事を繰り返して 今、何ページ目なんだろう
世界が終わる、その前に 伝えたい事があるのなら
そうだ 応える声に耳を貸そう
紙束はただ溜まる 日々は降り積もる
「また間違えたよ。ああ、何してんだろう」
この奈落の底には灯りは差さないから
僅かな温もりだけでも絶やさないようにさ
だから、何処へ向こうが構わない 僕が誰だって構わない
同じ事を繰り返して 今、何ページ目なんだろう
疑問が尽きようと構わない 君が誰だって構わない
でも、応える声に 答えのない未来に手を伸ばす
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