薄暮れてく川面に
明日の光 見つめた
夢のままで あの日が
佇んでいる 鳥のように
霞みの向こうの
あの人に逢いたい
ふと胸に降りてくるのは
果てしのない慕情
撫でる風は優しく
まだ心は浮き立つ
春の道を歩いた
笑顔が残る 花の香り
願いの方舟
あの人に逢いたい
くちびるに流れる歌は
月の夜の慕情
うすぐれてくかわもに
あすのひかりみつめた
ゆめのままであのひが
たたずんでいるとりのように
かすみのむこうの
あのひとにあいたい
ふとむねにおりてくるのは
はてしのないぼじょう
なでるかぜわやさしく
まだこころわうきたつ
はるのみちおあるいた
えがおがのこるはなのかおり
ねがいのはこぶね
あのひとにあいたい
くちびるにながれるうたわ
つきのよるのぼじょう
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