この雨がいつか止んだら


目を逸したくなるような理不尽な出来事に
何もできない自分が悲しくて悔しくて
どんな言葉をかければいい　どうすればよかったの
終わらない自問自答　眠れない夜を過ごした

止まない雨　その音を聞きながら
冷めたコーヒーを一気に飲み干した

その傘でその傘で守りたかったものは何？
厚い雲に覆われた　空を見上げて呟いた
この雨がこの雨がいつか止んだら会いに行こう
涙をシャツで拭って　作り笑いを浮かべて


耳を塞ぎたくなるような理不尽な出来事に
何もできない自分が悲しくて悔しくて
迷い込んだ袋小路　出口は見つからない
どこか他人事みたいに考える自分がいた

途切れた声　その続きはなんだろう
問いかけてみても答えはわからない

その声でその声で伝えたかったことは何？
あの日最後に見た笑顔　今も心から離れない
この雨がこの雨がいつか止んだら会いに行こう
忘れていくことが歩きだすことなのかな


その傘でその傘で守りたかったものは何？
厚い雲に覆われた　空を見上げて呟いた
この雨がこの雨がいつか止んだら会いに行こう
涙をシャツで拭って　背負う荷物を増やして
サヨナラなんかじゃない　同じ明日がそこにある