夜を追い越していく
チュウ、鳴くネズミが歩いている
金は家(うち)に置いて
外れた音が気持ちいいんだ

薄いガム噛み込んだ
だれた口ひっぱるバカども
ラムネでシガレット
咥えて舐めている自分だ

ゆらりふらり、さまようまま
踊り場に立つと誰かが居る

ありふれたこの場所で雲が膝に流れる
影を目で追う 自分ごと味気なく
あぶれた熱量、無情の皮から
哀れな羊が飛び出したんだ
さかしまステップバックに蹴り込み

踊ろう


夜が底 見せつけた
たわむ街ひっつくバカども
缶の端を叩く
ひと粒を惜しがる子ども

ゆらりふらり、漂うまま
見つけた土管にネズミが居る

ありふれたこの場所で雲が上を流れる
剥げた靴ごと 追いかける、青くなる
歩ける速度を心に合わせて
ハゲた羊が夜を抜け出る
さかしまステップ短足せわしく

踊ろう



*かな************************

よるを おいこしていく
ちゅう、なく ねずみがあるいている
かねは うちにおいて
はずれた おとがきもちいんだ

うすい がむ かみこんだ
だれた くち ひっぱるばかども
らむね でしがれっと
くわえて なめているじぶんだ

ゆらりふらり さまよう まま
おどりばにたつと だれかがいる

ありふれた このばしょで くもがひざにながれる
かげを めでおう じぶんごと あじけなく
あぶれたねつりょう むじょうのかわから
あわれなひつじが とびだしたんだ
さかしますてっぷ ばっくにけりこみ

おどろう

よるが そこ みせつけた
たわむ まち ひっつくばかども
かんの はしをたたく
ひとつぶ をおしがるこども

ゆらりふらり ただよう まま
みつけたどかんに ねずみがいる

ありふれた このばしょで くもがうえをながれる
はげた くつごと おいかける あおくなる
あるけるそくどを こころにあわせて
はげたひつじが よるをぬけでる
さかしますてっぷ たんそくせわしく

おどろう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

スクール×アフター×ダンシング

屋上での一コマ、一人きりの自分、つまらない自分をバックレよう。
夜を抜け出るネズミを気取った羊のお話。

salさん(http://piapro.jp/sal0720 ) の曲に歌詞を当てさせてもらいました。音にはまるのが楽しみですー

閲覧数:207

投稿日:2018/02/14 03:17:18

文字数:835文字

カテゴリ:歌詞

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