酔狂、積みに積んでレッツゴオ 蒙昧、絵に描いた頓痴気な世界で
巫山戯(ふざけ)て 戯け、パッパラッパ 白痴をぶら下げて練り歩く
醜態、晒したってオオライ 後悔存ぜぬと道楽御一行
手練手管でパッパパッパ 遊惰を引き連れて徒然、道連れ
道中、変に右往左往中 行きつ戻りつでまた間違った
脱兎、遮二無二、這々の体 どんづまり窮しては忍び泣く
提灯持った古狸、猫も杓子も拍手、媚びの品評会
宴も酣(たけなわ)、ああだこうだ、有象無象に混じり、物の怪の物真似
一切、全部放り出して、陳腐な日々をただただ愛してたいの
化物だって見下して笑う化物じみたその笑顔
癇癪撒きに撒いて激昂、決闘、かしましい乱痴気の世界で
不承不承でかっかかっか、切った張った踊る悶着の興
羨望裏返って劣等、血統褒めちぎり千切って投げに投げ
輪に輪をかけて馬鹿ばっか 銘々毒づいて行きずり、這いずり
胸中、いつもそう五里霧中、彼方此方駈けずり彷徨った
牛歩、しゃかりき、憐憫の情、どんじり甘んじてはむせび泣く
借り着纏った狐憑き、甘い飴に誘われ気づけばすかんぴん
見よう見まねで一歩一歩、足並みを揃えぬと除け者の化物
オオケイ全部そっぽ向いて、人非人(にんぴにん)でもいいや笑って泣きたいの
くだらんことを愛そうぜ、憂鬱侮蔑全部織り交ぜて
頻々(しくしく)うち煙る雨小径、悲しみが滴りてはなお空ろ
化物にせめての枕花 遥けし星霜の後
提灯持った古狸、猫も杓子も拍手、媚びの品評会
宴も酣(たけなわ)、ああだこうだ、有象無象に混じり、物の怪の物真似
一切、全部放り出して、陳腐な日々をただただ愛してたいの
化物だって見下して笑う化物じみたその笑顔
頓痴気乱痴気珍呑紀行
頓痴気乱痴気珍呑紀行(http://www.nicovideo.jp/watch/sm29609558)の歌詞
コメント0
関連動画0
ブクマつながり
もっと見る褐色(かちいろ)、瞳の奥に目まぐるしく映るは褪せた世界
喉を嗄らし凋む花、今日もまた一つ泪を注ぐ
文字盤の汚点(しみ)は増えて、花の葛(かずら)で編んだ冠は腐り
誕生日を祝う意味すら分からずに過ごしてたんだ
襤褸屑で包む綺麗な嘘
形象(かたち)をなくした不在の都市
余さずに過去は寓話となり
移り香だ...目覚めたあなたよ幸福たれ
HaTa
素気(すげ)ない風が粛々と葉末(はずえ)にすがる雨露(あめつゆ)をさらう
街の明かりが彳(たたず)んだ夜の暗がりを静かに摘んでゆく
薄暮に霞む後影 行人(こうじん)織りなす街路の淡彩
古い市門に消えてゆくあなたの背(そびら)を目で追った
踊るに似たるその歩み隆(りゅう)ときまって甚だ可憐で
宵に急か...それはあまりに人間的な
HaTa
異国の街のあなたに向けて 紙の飛行機、海に浮かべる
知らない街のあなたに向けて 送電線に手紙をくくる
行き場所のないあなたに向けて 一握の砂、小瓶に詰める
生き場所のないあなたに向けて 林檎の弾丸、背に撃ち込んだ
記憶、棺、日射病、苦痛、赤いジェラニューム
女衒、笑い、アパルトマン、焼けつく太...異国の街
HaTa
朝霧閉ざす往来 青ざめた空
神様より早く起きた
朧に眠るのろくさ気だるい街に
ノイズ混じりハレの予報
物憂い門扉 幽(かす)む物の音は遠く
紙魚喰いの地図を片手に
明日のページに栞を挟もうか
どうだい首尾はいいのかい?
どうにも纏わり苛む絡まり絡げた閉塞感
軽薄白けて素知らぬ顔してついてくる...ブッキッシュタウンヒッピー
HaTa
あやふやで不確かな言葉が澱のように積み重なっては
淀み、惑い、形をなくして喉の奥に溶けていく
あなたを語るに足る言葉は生憎、持ち合わせてなくて
戯けて口噤み笑っては、路傍の塵芥一つ蹴った
曖昧が募って
迷妄、渦巻いて
それでも伝えたくて
同じ言葉ばっかを切っては繋いでまた積み上げて崩して
もううんざ...言葉とエポケー
HaTa
眠たげな小路、赤い窓、街灯の明り、盲目の娼婦
廃屋で猫がニャーと鳴く、乱痴気騒ぎとはびこる悪習
虫喰いの聖書、ガラス玉、ムクドリの子ども、淀む六ペンス
全てを売って手に入れた 拳銃忍ばしこの街を歩く
あなたはいつも我が儘ね、熱病患者のように震えて
ハズレを引いてまたリセット、出口抜け道はどこにもない...廻るデカダンス通り
HaTa
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想