椿の咲く頃
突然の雨は激しくて
烏も巣へと帰って行く

曇り空に祈ってみたけど
やっぱり叶わなくて
悲しみでいっぱいになっていく

間違った道を何度も歩いて
今 やっと後悔している
夢が実らない

「見失わないで」と
言ってみたけど声は届かない
夢の隅で一人立っていた
ただ小さな願いなのに
そんな事すら叶わない
夢の跡 歩いて行くだけ

林檎実る頃
突然の雷は煩くて
思わず耳を塞いだ

曇り空を見上げたけど
太陽は見えなくて
憎しみでいっぱいになっていく

嘘の道を何度も選んで
昔を恨んでみた
夢が実らない

「馬鹿にしないで」と
叫んでみたけど声は届かない
夢の端で一人泣いていた
ただ助けてほしいだけなのに
その言葉が見つからない
夢の跡 追って行くだけ

「嘘言わないで」と
囁いてみたけど返事はなくて
夢の角で一人怖がっていた
ただあの頃に戻りたいだけなのに
戻る道がみつからない
夢の跡 探して見つけて行くだけ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

夢の跡

閲覧数:69

投稿日:2011/02/22 14:34:41

文字数:413文字

カテゴリ:歌詞

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