「もしも一つ願いが叶うなら
君は何をお願いするのかな?」
僕は何も答えられなかった
涙交りの声で君が聞くから
そのときの涙の意味にやっと気付いた
だけど君はもうここには戻らない
君の聲をいつも探してる
二人出逢ったあの日あの場所で
僕の聲は君に届くかな
高い空まで届くといいのにな
聲が枯れて消えても
時間の波に飲まれても
君が残したものを
僕は忘れないから
「明日もし世界が終わるのなら、
君は今日何をして過ごしたい?」
僕ははにかんで誤魔化したけど
今なら言えるよ、「君がいればいい」
散りゆくからこそ命は美しいの
風に吹かれて揺れた
花びらを見て
君の夢を思い出すだけで
今も僕は泣いてしまうけど
僕に夢をくれたことが今
前を向いて歩く力になった
聲が枯れて消えても
時間の波に飲まれても
君が残したものを
僕は忘れないから
君の名前を呼ぶ僕の聲が
高い空まで届くといいのに
00:00 / 04:51
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想