花の咲く頃に
懐かしい夢を 見て
思い出した 二人の 遠い季節

過ぎる雲の影 描(えが)く
夏の風 揺れて 落とした言葉は
潮騒(しおさい)の 響き重ねた
だけど 熱いまなざしが 伝えてくれたから
あの日 静かに手を繋ぎ 歩いた
暑い浜辺で ふたつ 笑顔は 眩しく 始まる 記憶

花の咲く頃に
懐かしい夢を 見て
音を消した 吐息(といき)が 溢れる 目覚めの中


過ぎる星の影 駆ける
秋の風 沁(し)みる 落とした言葉は 
潮騒(しおさい)の 響き重ねた
あのね 触れた指先で わかってほしいのに
あの日 静かに手を離し 分かれた
冷えた浜辺で ふたつ 笑顔は 優しく 終わった 記憶


嗚呼 時は どこまでも続く 止まって欲しいけど
今も さざめく潮騒(しおさい)の 中には
あの日届かぬ 言伝(ことづて)の花 青色の 蕾(つぼみ)が あるの

花の咲く頃に
懐かしい夢を 見て
思い出した いつでも そこには あなたがいた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

花の咲く頃に

oharankoさん曲
http://piapro.jp/t/5EVa に寄せて

優しさと切なさ、と同時に包容力のある曲だと思いました。

■2013/3/21
採用がとても嬉しくて、声入れした歌を聞いてさらに感動した記憶があります。
今までは曲の魅力を引き上げている自信がなくて凄く後ろめたかったのです。
初めて曲に寄り添っていると思った。
詞書きとして胸を張れるかなって。
詞を続けていて良かったと思いました。

閲覧数:265

投稿日:2012/10/18 02:45:20

文字数:420文字

カテゴリ:歌詞

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