白い偽善　纏い
鮮血の罪浴びた　君の幻を見た
透明な涙さえ
許されずに　翼をもがれ堕ちて
鎖に繋がれ　僕を呼ぶ　君の声が聞こえる
覚醒が近付いて　鳴り響く序曲（プレリュード）
宿命の理（ことわり）に　魂を解き放とう

紅い牙で

この世界が終わる前に
立ち尽くす君を救いに行こう
絶望の闇を切り裂いて　空を駆け
運命を刻んで

神のない箱庭（エデン）に
満ちる虚無の慟哭　君の細い右手が
触れた禁断の果実
全て知ったその目は　今そこで何を見る？
震える歯車に　呼び覚まされる鼓動
刹那の幻影が　疼かせる狂詩曲（ラプソディ）
久遠の誓約を　君のため今果たそう

紅い爪で

全てが壊れる前に
傷ついた君を救いに行こう
訪れる終焉を二人で　約束の
あの場所で見よう

舞い堕ちる羽根　もう泣かなくていい
壊れてゆくこの世界で
光の示すまま迎えに行くから
必ず

この世界が終わる前に
立ち尽くす君を救いに行こう
絶望の闇を切り裂いて　空を駆け
運命を刻んで

この世界が終わる時
微笑んだ君を連れて行こう
祝福の下生まれ変わる世界を
二人で見よう

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音数合わせ用平仮名表記（ご参考）
※（　）内は、直前の文字と合わせて１音のイメージです。
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【1A】
しろいぎぜんまとい
せんけつのつみあびた　きみのまぼろしをみた
とめいななみださえ
ゆるされずにつばさを　もがれおちて

【1B】
くさりにつながれ
ぼくをよぶ　きみのこえがきこえる
かくせがちかづいて　なりひびくぷれりゅうど
しゅくめのことわりに　たましいをときはなとお
あか（い）きばで

【1S】
このせかいがおわるま（え）に
たちつくすきみをすく（い）にゆこ
ぜつぼのやみをきりさいて　そらをかけ
う（ん）めをきざんで

【2A】
かみのないえでんに
みちるきょむのどおこく　きみのほそいみぎてが
ふれたき（ん）だ（ん）のかじつ
すべてしいたそのめわ　いまそこでなにをみる

【2B】
ふるえるはぐるまに　よびさまされるこどお
せつなのげんえいが　うずかせるらぷそでぃい
くおんのせいやくを　きみのためいまはたそお
あか（い）つめで

【2S】
すべてがこわれるまえに
きずついたきみをすく（い）にゆこ
おとずれるしゅえ（ん）をふたりで　やくそくの
あのばしょでみよ

【3C】
まいおちるはね　もなかなくていい
こわれてゆくこのせかいで
ひかりのしめすままむかえにゆくから
かならず

【3S】
このせかいがおわるま（え）に
たちつくすきみをすく（い）にゆこ
ぜつぼのやみをきりさいて　そらをかけ
う（ん）めをきざんで

このせかいがおわるとき
ほほえんだきみをつれてゆこ
しゅくふくのしたうまれかわるせかいを
ふたりでみよお