水琴～Mikoto～

1A
踊らされるまま 騙し騙されて 斬った張ったの檻の中で
欲塗れの身を横たえ 下卑た笑いで嘯く
「さあお入んなさい お代は要らない 貴方も何方も寄っといで♪
永遠(とわ)の快楽(ゆめ)を魅せてあげる 此処は絶望見世物小屋(サーカス)」
1B
「創造主(かみ)」の掌(て)の中飼い慣らされ 何時しか喪...

(1Aメロ)
宵闇照らす月影がひらり散らす粉雪
落としたリング拾い上げ不意に触れた指先で
見飽きたモノクロの日常(けしき)キラリ急に色づき
悴み朽ち果てた心を潤す
「冬は嫌い」と呟きふわり繋ぐその手を
そっと握り返し口づけをした夜
知らぬはずの残り香 淡く甘く包まれて
何処かに懐かしさ憶えた
(Bメ...

Set myself free in this sky
Just fly with invisible wings
Rushin' out for my way
Nowhere else but now here
突き刺す風背負い 踏み締める大地
視界の先光る星に導かれ
高鳴るこの胸は 夜明けを待て...

(イントロ)
Set myself free in this sky
Just fly with invisible wings
(前奏)
Rushin' out for my way
Nowhere else but now here
(1Aメロ)
突き刺す風背負い 踏み締める大地
視界の先光る星...

Oath of Sin～背徳の契り～
【Aメロ1】
翳る月を背負い 闇夜を穿つ刃の先
霧雨に凍える瞳は涙を宿し
契れぬこの身を呪う
愛の涯てに斬り合う二人
過ぎ去りし日は偽り？
【Bメロ】
重ねた感触(ぬくもり)まで
儚く色褪せ逝く…風の音(ね)に...

1Aメロ
「サア今…灼(ヤ)キ付ケヨ…瞳映ル其ノ惨劇(ユメ)
臆スル事勿(ナ)カレ…本能(ココロ)ノ為スガ儘(ママ)ニ…！！」
1Bメロ
眠り覚ます内なる声に駆られて
握りしめた漆黒(くろ)き刃翳(かざ)し此の胸に突き立てる
1サビ
戻せぬ時に枯れ逝く愛よ 「契(ちぎ)れども叶わぬ願い」と
刻む十字...

1Aメロ
闇に咽(むせ)び哭(な)く風の音(ね)が告ぐ離別(サヨナラ)を
刻む蒼月(アオツキ)の光に閉ざした瞼
1Bメロ
傷つけること怯えて
踏み込めぬ弱さが故
想い隠し 離れ合う指
1サビ
もう還れない戻せないあの笑顔は
幾年の桜(はな)舞い散れど...

1Aメロ
目覚めた瞼を霞める
涙雨に凍てついてた
この脆い心は行き場見失う
黒く冷たい言葉で
僕自身に嘘をついて
傷を隠し通す日々
1Bメロ
誰も救えぬ無力に怯えて
君の声にさえ耳を塞いだ...

1Aメロ
暮れなずめる落日に ふと重ねた過ぎ去りし記憶
棚引く雲間を染める紅(いろ) 何時しか宵へと霞む
1Bメロ
ヒラヒラ舞い落ちてく粉雪の羽(は)
あの日の幼心(こころ)さへ懐かしく…
1サビ
未だ浅き夢の中たゆとう 私の名呼ぶ涼やかな声
甘く優しい感触(ぬくもり)を残し 佇む昔日の中
唯願ふは...

(1Aメロ)
霧雨に泣き濡れる 月燈遊ぶ花は
音も無く風に舞う 闇を照らして
(1Bメロ)
水面揺らす涙の色 消せぬ痛み映した
(1サビ)
十六夜に霞んで溶けた恋心(こころ)
もうこの腕(て)には還らず
貴方の残り香を抱きしめ
刹那の夢に溺れる...

(イントロサビ)
散リ急グ徒花ニ心ヲ重ネタ
「抗ヘヌ宿命(サダメ)」ト嘆ク恋路
贖ヘド赦サレヌ罪(トガ)ニ身ヲ窶シ
持テ余ス骸ハ漆黒(クロ)ク凍テツク
(1Aメロ)
赤ク重イ声 消ヘ逝ク意識ヲ呼ビ醒マサレ
堕トス涙ニ濡レル花弁 染マレル色ハ絶望ヲ宿ス
(1Bメロ)
磔ケラレタ視界ノ先ニ 悍マシク揺ラ...

(イントロサビ)
淡い夢霞む君の涙
目覚めても僕の胸を焦がしてた
暗闇に凍える細い身体抱き止めて
永久に守ると誓いを今…
(1Aメロ)
「届かぬ願い」と吐き捨て振り払ったその腕
本当は必要とされないことに怯えていた
(1Bメロ)
潤んだ瞳の奥寂しく湛える光で...

(1Aメロ)
茜色に淀む棚引く雲の先に睨みつける稜線
擦り切れた瞼は無力ゆえの涙に儚く腐食した
(1Bメロ)
「何者(だれ)か」になりたくて背伸びして吸い込んだ
Mebiusの煙に咽び哭くこの心
嘲笑(わら)う様に背を向けてやり過ごした過去の「僕」壊すんだ
(1サビ)
捥がれた翼に代えて歪んだ世界焼...