水色照明


水槽の中には シャボンを飛ばした
魚のような生き物が
対流の中には 次々増えていく
綿菓子のような生き物が

そうさパステルカラーの今日は
裸足で海に飛び込む
氷漬けのラムネを買って
音を鳴らす
いつか水色ギターを買って
私の音を奏でる
青空に溶けていくメロディー
弾いていく

伝えたいのは いつかの音楽と
私の声 アクリル通して
揺られ揺れる 模様を見つめていた
私はここにいるから


深海の中には 今日も動かない
生きていないような生き物が
群衆の中には 何も分からない
それでも夢を見る者が

22世紀には 僕らを導く
優しい心を持った生き物が
明日の朝には 答えが解ると
宿題を投げた生き物が

そうさロイヤルブルーの街に
アウトサイダーが流れ込む
灰色月曜日の街を
染めてゆく
いつか水色ギターを持って
知らない街へ飛び出す
声にならない言葉を
紡いでいく

伝えたいのは ゲームの中のような
単純なものさ 恥ずかしいほど
口笛を吹く 寂しい時の癖
私はここにいるから

ねぇ

水面に映る外の世界を何の気なしに見ていた
日差しが伸びる水槽の奥でつくりだしたようなうた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

水色照明 歌詞

「水色照明」の歌詞です。
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閲覧数:3,290

投稿日:2017/08/05 20:53:36

文字数:498文字

カテゴリ:歌詞

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