入り
最悪の 夢
消える 極彩色に染まる天秤
目を 覚まして

1A
向かい合う嘘と　その向こうの事実
手が届かない場所の　茶地なアイロニー
脆弱な正義と　一途過ぎる猜疑
白に塗り替えたなら　始まってゆく

1B
罪を　貫く目の
シャーデンフロイデ
選ばれた訳は　コンセンサスで
引き金　引く

1サビ
最高の鐘が　鳴り響き
最悪だけを　壊すなら
どんな願いでもいい
ロザリオに縋れ
混線の偽善　ノイズすら
打ち消す　弾丸の音
終幕まで もがいたのなら
手の枷を外して
その銃口さえ 物にして
憎しみの聖歌を 撃ち抜け

2A
降り続く雨と　その向こうの空に
目を背ける性(さが)に　捧ぐセレモニー
伸ばした右手と　嘘ばかりの冗句
ジンテーゼは来ない　染まりつづける

2B
罰を　与える手の
アブサーディーティー
不確かな規則　アイディアリスト
前を向けよ

2サビ
最低の希望 打ち鳴らす
最善だけを 否定して
止まることはできない
アクセル踏み切れ
相違する答え 真実に
導く 生命のバトン
黒幕まで 墜ちたのならば
前進だけすれば
その切先さえ 怖くはない
歪み切った空を 切り裂け

ラスサビ
最高の鐘が　鳴り響く
最低の希望　打ち鳴らす
どんな世界でもいい
アリアに背を向け
混線の偽善　ノイズすら
打ち消す　弾丸の音
終幕まで もがいたのなら
手の枷を外して
その銃口さえ 物にして
憎しみの聖歌を 撃ち抜け