[1]
(Aメロ)
透けて見える 眩い光
弾けたシャボン玉
君の手 揺ら揺ら蠢くよ
三つ編みの 玉の紐

(Bメロ)
誰かに そう 呼ばれて
振り向けば 銀色の
波紋揺らめく水鏡
兎に 手 引かれ 落ちてく

(サビ1)
虹の向こうに 聴こえる鼓動
春の夜の夢の様な 甘い香り
月の船で会いにゆこう
幸福(しあわせ)祈る 聲を上げた

(サビ2)
嗚呼 "nuclear fusion"
個体同士なんて もどかしい
海の底を巡る 馬にキスをして
嗚呼 消えてゆく
繋ぎ留めたい どうしても
君とずっと居たいよ 世界のすべて



[2]
(Aメロ)
あべこべ 束の間の休息
無責任な案内人
銀色に 瞬く蒼空
シュールな法則

(Bメロ)
水は炎で消しましょう
青は停滞に 赤は赦しで
枯れた葉の色は緑
微笑む『私』は男の子

(サビ1)
虹の向こうに 見える指先
夏の夜の夢の様な 静寂感
月の船で会いにゆこう
未来を祈る 聲を上げた

(サビ2)
嗚呼 "I think, therefore You are"
手と手を取り合い 想う
真っ白な世界に 痺れて涙
嗚呼 消えてゆく
個々だからイイと 囁く
君を傍で感じるよ 世界のすべて



(間奏:Cメロ)
「満ちても船は出ない」『私』が手を引いた
方舟は 『私』の手で緩やかに
滑り出し 上昇して彼方へ運ぶ

『私』が笑う
「定員は御一人様です」
『私』が手を振る
「僕は君の反響だから」


[3]
(サビ1)
虹の向こうに 消えた面影
春風の眠る 温もりと静寂
月の船で会いにゆく
君を祈る 聲を上げた

(サビ2)
嗚呼 "cogito, ergo sum"
金色の兎を 追ったら
きっと不思議の国に落ちてゆけるんだ
『君』の居ない世界に
鏡なんて必要ない
私の姿はすべて『君』だ

嗚呼

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

エコーズ

鏡音さんは『反響』の双子なんだなぁ、と思ったので。
リンのリボンが、シルエットにすると兎耳に見える御話。

水に炎を掛けて消すのは、鏡の国のアリスにそんなエピソードがあった気がした。

―――――――――――
改めて見直して、なんて不謹慎な歌詞なんだと自覚した。

片っ方だけ生まれたのさ。
レンごめんよ。

閲覧数:225

投稿日:2009/02/15 20:41:52

文字数:775文字

カテゴリ:歌詞

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