同じ顔をして並ぶ 君と キミと きみ
同じ顔をしてるのに 言葉 ひらり ひら
通じない 通じない すり抜ける 手のひら
同じ声をして繋ぐ 僕と ボクと ぼく
同じ声を持つのに 音が ふわり ふわ
届かない 届かない すり抜ける 耳たぶ

違う夢を見て笑う 君と キミと きみ
違う夢を見てるのに カタチ ゆらり ゆら
分かり合う 分かり合う 受け止める 心で
違う愛を囁く 僕と ボクと ぼく
違う愛語るのに 笑顔 きらり きら
包みこむ 包みこむ 抱きしめる 背中で

立っている場所が 違うだけ
それだけなのに 
君の環(わ)に立つと なぜだろう
不安になるよ
君も同じなんだろ きっとそう
届かない 通じない
それは とても 怖いこと

巡り巡る言葉の 波は 
やわい心を 傷つける
流れた血の 雫の 数だけ
絵と 詩を 描くよ
ずっと ずっと
巡り巡る世界の 夜は
君と僕の目 潤ませる
落ちた涙 乾かす 朝まで
絵と 詩を 描くよ
ずっと ずっと
月明かりの下で


語り合う言葉 違うだけ
それだけなのに
キミの話(わ)に立つと なぜだろう
不安になるよ
キミも同じなんだろ きっとそう
届かない 通じない
それは とても 嫌なこと

巡り巡る言葉の 波は
甘いまぼろし 消し飛ばす
剥がれた色 欠片の 数だけ
絵と 詩を 描くよ
ずっと ずっと
巡り巡る世界の 夜は
キミとボクの目 惑わせる
失せた光 取り戻す 朝まで
絵と 詩を 描くよ
ずっと ずっと
月明かりの下で


唯々(いい) 在る 花 と ひとつふたつ・・・



同じものを見ている 君と キミと きみ
同じものを見ているのに 意味は 変わりゆく
通じない 通じない すり抜ける まぶたを
違うものを見ている 僕と ボクと ぼく
違うものを見ているのに なぜか 分かり合う
手の中に 手の中に 同じもの 抱いてる

語り合う夢は 同じはず
そのはずなのに
ぼくの和に立つと なぜだろう
不安になるの?
ぼくも同じなんだよ 多分そう
届けたい 通じたい
それは 長い 願い事

巡り巡る言葉の 波は
辛い思いを 蒸し返す
噛み潰した 苦味の 数だけ
絵と 詩を 描くよ
ずっと ずっと
巡り巡る世界の 夜は
きみとぼくの目 ふさいでる
失せた温度 取り戻す 朝まで
絵と 詩を 描くよ
ずっと ずっと
月明かりの下で

ひとつの或るセイの詩…

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  • 非営利目的に限ります
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ひとつの或るセイの詩【曲募集】

平和が一番。平和が一番。
大事なことなので二回言いました。

閲覧数:187

投稿日:2010/10/31 21:32:27

文字数:1,012文字

カテゴリ:歌詞

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