――君にプレゼントを贈るよ 大したものではないけれど
★★★★★★★★★★★★★
「あの、これください。」
君に贈るためのプレゼントを買う。
大したものではないけれど。
ちゃんと受け取ってくれるかな?
お気に召さなかったら、燃えるゴミに出したって構わない。
でも、もしも、お気に召してくれたら………単純で退屈でありふれた僕の今にも、何か壮大で大切な意味が生まれる気がする。
★★★★★★★★★★★★★
電車に乗って君にプレゼントを届けに行く。
そうだ、簡単な手紙も添えよう。
目の前で開かれないようにしなきゃ。
照れ臭くなるから。
★★★★★★★★★★★★★
君の家の前で一度深呼吸。
そしてインターホンを押す。
君の足音が近づいて来る。
君がドアを開ける。
「はい、プレゼント。」
僕は微笑みながら、プレゼントを差し出す。
――君にプレゼントを贈るよ 大したものではないけれど
コメント1
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ご意見・ご感想
禀菟
ご意見・ご感想
ktkr!!
絵師じゃないKEIさん好きだ!!
レン君可愛いなぁ…
そして健気!!
連載ガンバp(^^)q
俺も頑張るじぇ♪
2011/05/09 22:04:07