ならない電話握り締めて
今日も君からの
着信を待つの。

君から連絡が来なくなって
何日目だろう。
ずっと待ってるのに
携帯は音すらならない

あともう少しで誕生日
だと言うのに。

0じの針で僕は18になる。

君と一緒に過ごしたかったのに。

あと、少し
あと、少しで18になってしまう
お願い時間よ止まれ。
そう願っては携帯で
時間を確認する。

11じ59ふん
あと、1ぷんで
僕は18になる。
今年は一人で
誕生日を迎えるのか。
そう思った時
突然携帯がなった
名前を見ると
知らない電話番号。

僕は、電話に出た

「扉の小さなあなをのぞいてみてよ」

聞き慣れた、大好きな声が
そこにはあった。

溢れ出す感情で苦しい胸を抑え
僕は涙を流しながら
玄関へと走った。


確認もせず扉を開いて
君に抱き付いた。
「お誕生日おめでとう。」
と、プレゼントを渡そうとした君に

その時ポケットに入れていた
携帯がなった。
alarmだった。

そうだ、今年も君と
誕生日を祝えたんだ


その時の時間は00じ00ふん
僕が18になった瞬間だった。

ライセンス

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  • この作品を改変しないで下さい
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投稿日:2012/06/30 08:20:51

文字数:478文字

カテゴリ:歌詞

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