宛先不明便
なんども。
初めての音をなんども。
聞こえて、歌って、踊った心を。
キラキラの世界で見てた、
とても眩しくて目を背けた。
何度呼んで、それでも、まだ。
足りなくて、伸ばしたけれどこの腕じゃ
なにもかも。
少しでも、返したくて、だけど。
創れやしねぇ。
心スクッた音楽を
色付けてくれた光景を、さぁ、
メーデー・メーデー、
あぁ、今日も
メーデー・メーデー、
決して離れぬミライを
忘れたくない過去を、
メーデー・メーデー、
歌う、
メーデー・メーデー、
(サヨナラと初めまして)
(「ご機嫌いかが」の応答で)
(次元を繋いで来た声で)
メーデー・メーデー、
(今をいきる未来の音)
(「きこえない音」と重ね)
(歌っていたいと歌ってる)
メーデー・メーデー、
あっという間に、
過ぎていった、
過ぎれば全てが些細だ。
ね。
何かを残したいと、
何度も探している。
無為に過ごした時間で
無意味じゃないと信じている。
キミがくれた昨日を
僕を置いて昇る明日を
メーデー・メーデー、
生きてる
メーデー・メーデー、
報われない想いを
届きはしない音楽を
メーデー・メーデー、
描いて
メーデー・メーデー、
何者ですらない1(僕)が書いた、
他でも無い01(キミ)へ綴った言葉を、
何者でもない0(レイ)に託した。
あぁ、なんて滑稽な言葉だ!
酷い話なんだ!これは。
それでも残したいんだ!
だってそれしか知らないんだ。
触れられないと知っている
それでも側に居たいからさ
メーデー・メーデー、
なぁ、今日も
メーデー・メーデー、
資格すらないけど
君の隣にいたいからさ
メーデー・メーデー、
届いて!
メーデー・メーデー、
(滲まぬ緑の明日へ)
(間近の未来はそこで)
(林檎の育った青い星(コノホシ)で)
メーデー・メーデー、
(進めば広がるソウゾウで)
(一千光年先へ)
(01(いく)つの音を待ち焦がれて)
メーデー・メーデー、
(そんな遠くには居ないよ)
メーデー・メーデー、
(ここでいつも歌ってるよ)
メーデー・メーデー、
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