百花繚乱。書いては地を覆い
言葉に埋もれる
既存の星の瞬き
なぞる指切なく空(くう)切る

不調絶頂！声を上げて
握るペンに力込め殴りつけてた
悲しみも苦しみも全部此処に落ちていたのか
賛美歌なんていらない
詠んで泣いてくれ

戒！憎しみに秀でた
羅刹の神みつけた
震える手を抑え
湧き出る海書き留めてた

月下氷人、裏切り音紡ぎ
貌(かたち)も消えてく
来世は花に生まれて
孤独の野に咲き世を見たい

絶望絶句！胸を裂いて
入り乱れた旋律進路惑わせて
喜びも楽しみも全部何処へ隠されたのか
偽証だって事実さ
歌う時は今！

快！濡れた月仰いだ
瞳に見る憧憬(どうけい)や
掻き立て走り出す
音に合わせ叫んでいた(ラーラーララー來)

気がつけば立っていた
目映いライト浴びてた
傷つく度貼った絆創膏も忘れてきた

解！これが答えなのか
咲いて泣いて盃
夢追うこと忘れ
散りゆく定めならオワリ

悦！憎しみに秀でた
瞳に見る憧憬や
震える手を抑え
世界に今刻み込んだ！