ゆくえ

手放してしまった
風船のゆくえは
青空にまぎれて見えなくなった

それだけのことなら
簡単な話だ
やっと分かる
失ったものだけが
こころに
触れてくるのだと

夜をいつか超えてく
今を何度でも戻して
それから闇にほどけたい

何度も書き直す
認めた言葉は
上滑りしていく
消してしまおう

それだけの労苦を
重ねたとしても
きっとここは
宛先の無い街だ
手紙は君に届かない

夜をいつか超えてく
今を何度でも戻して
それから闇にほどけたい

ライセンス

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ゆくえ

閲覧数:166

投稿日:2018/10/27 12:05:44

文字数:224文字

カテゴリ:歌詞

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