高く 高く
ハルカ 遠いソラを目指して
キミは空を仰ぐ
どうか 悲しみに泣かないで


カナカナ 蜩が呼ぶ夏の気配
ボクは傘を手に泣き出した
慰めの季節がまた始まる

蜉蝣  雨上がりの猩々色
滲む視界に虹がかかる
ボクもいなくなればもう悲しくはない


薄れる感覚に懐かしい景色
生ぬるくなった風に混じる匂い
地球から遠ざかった耳は螻蛄の声を拾う
雨上がり 虹が滲む
聞こえないキミの声
ボクはまだ 膝をおらない


ジワジワ 空蝉に見え隠れ
キミは傘がいらないと微笑む
キミのいる季節はキラキラヒカル

雄々しく ひっそり立ち尽くしている夕暮れ
キミは仰ぎ大地に立つ
戦いを捨てた戦士のように


幼い頃に憧れた懐かしい姿
弱りきった声は呟くだけ
思い出から遠ざかった呼吸が記憶の声を拾う
乾上り つたう甘露
枯れないでいてずっと
キミはまだ 背をまげない


遠く 遠く
タカイ 高いソラを指差し
ボクはソラに泣く
ひたひた 悲しみに泣いてしまう
からから 痛みが頬を伝う

優雅に立ち尽くす
ホーリーホック
ホーリーホック
気高く ソラを仰ぎ見る夢は
ホリホック
銀河の星をうたうのか
ホリホックよ
どうか 雨に枯れないで

儚い 皐月のソラにキミのきおく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ホリホック

立葵に出会った人
日暮れ ver

閲覧数:31

投稿日:2009/05/06 05:32:41

文字数:535文字

カテゴリ:歌詞

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