何気ない感傷、 それとない気持ちを大切に綴りたいと思ってます。 主に素朴な自然からのイメージで歌詞を書きます。 たまには、じれったい恋心もあったり…。 先生、動悸は恋に入りますか?
プロフィールを見る投稿作品10作品
もっと見る-
『一番星を見つけたの
小さな空にひとつだけ
キミに会いたくなったのは
神様を裏切りたくなったから…』
いつだって
笑いかけるのは他の誰かで
大事なトコロが違うんだ
陽だまり
広げたシーツごしに泣いていた
大切にできない恋心...cadenza of love
-
真夜中から暁へ
記憶を渡る黒い鳥
昔々にいなくなった
巨大な雄々しい黒い鳥
孤独で哀しすぎる朝に
彼はやってきた
「あらまあ、大きな影ですね」
退屈で落ち込んだ
寝る間もない暇なボク
「泣くってどういうことなの?」...恐竜の影
-
今日も恋するアナタの隣で アタシは健気にシンデレラ
カーテン越しの笑い声 ひどくない?
アタシにサミシイなんて言わせないでよ強がらせてて
一人ぼっちが苦手なの 知ってるくせに
一番嫌いな思い出だって分かるでしょ?
ねえ ちょっと!
そこの親切な悪魔さん
アタシの恋は実らないの分かってる
だからせめて...ハニークエスト
-
キミの影が過ぎた頃
キミの面影に戸惑うことはないだろう
張り詰めた気持ちが溶けてゆく
青い空に星がひとつ
いつかの思い出ばかりだよ
それが今でもボクのことを急かすんだ
ゆるんだ気持ちが凍ってゆく
黒い空に星がふたつ
もしも
あの川に身を投げられるとしたら...夏翳のころ
-
見てごらん
この薄い萌黄色
見っとも無いでしょう
水草に隠れてどうしようっていうの?
夕焼けが伸びる空の下
大きな手が太い棒で刺したの
きれいな紅緋色から竹色にしようとした
けれど夕焼けのなかで薄まった色は
出来損ないの薄萌黄色
どうせなら...キンギョソウ
-
まるで
地球の全てを洗い流してしまいたいようで
宇宙(ソラ)から
永遠に降り続けるように
手に入る筈がなかったヌクモリ
僕らは味を占めてしまう
優しくなんてしないでください
ずっと欲しかった守るための腕
いくらでも差し出してくれる
知らないことを教えてください...おかえり
-
ふわり くらりと揺らぐソラ
ボクは呼吸をしている
どうか
ソラにひらく緑の手のひら
凛と伸ばす背に涙は零れない
その水は朝露であってください
皐月奏でる夏の風
猫のような威風に臆病になる
どこまで行こうと云うのでしょう
皐月雨...アルテア
-
高く 高く
ハルカ 遠いソラを目指して
キミは空を仰ぐ
どうか 悲しみに泣かないで
カナカナ 蜩が呼ぶ夏の気配
ボクは傘を手に泣き出した
慰めの季節がまた始まる
蜉蝣 雨上がりの猩々色
滲む視界に虹がかかる
ボクもいなくなればもう悲しくはない...ホリホック
-
欲しいものは言う前に気づいてくれる
ありがとね?
疲れたら手を繋いでカラオケに
一緒にうたう?
好きなものは一度で覚えちゃう
嘘だって!
グチだって言う前に気づいてる
聞いてくれる?
言わなきゃいけない言葉は分かってる
でも素直になれない...マイ フレンド!
-
手をはなさないよ キミが行くなら
どれだけ探しても
ソラには終わりがない
傷だらけの足じゃうまくは走れないだろう
そっとぬぐってあげよう
真綿とまではいかないがこの手のひらで
泣かないでいいよ
疲れてしまったのなら止まればいいんだ
大丈夫 そばにいる
ずっとはいられないけど朝がくるまで...ソラから恋