A
祈りの数 注ぐ星の歌が
過去の痛みを 僕に知らせる
君の姿は 透き通るだけ
もう戻れない時を背に
B
愛してる 愛してた 何度繰り返しても
本当の光は見えない

A
過ぎた日々の 輝きが今さら
胸を焦がして ただ虚しくて
いっそ全てを 忘れたいのに
どうしても想ってしまう
B
色褪せて 擦り切れて それでも手離せない
そんなものが愛ならば
こんなにも 傷ついて 歪んだ心さえも
君は包んでくれるの？
S
今消えゆく星の光が
どこへも届かない声が
この空っぽの胸を満たす
たったひとつの 君の残響

人知れず消えたいと願う
許されるなら君のそばで
安らかに眠らせておくれ
それ以上の幸せを僕は知らない

C
綺麗なものだけを
ずっと 見つめていたい
色褪せゆく君の頬に伝う
涙さえ愛しい

S
肩を抱く誰かのてのひら
振り払う穏やかな夜
君の面影を求めても
それは冷たく そこにあるだけ

今消えゆく星の光が
どこへも届かない声が
この渇いた心を癒す
たったひとつの 君の残響

どうせ消えゆく運命ならば
どうせ届かない祈りなら
安らかに眠らせておくれ
それ以上の幸せを僕は知らない

君と見た 朝焼けにさよならを