金魚
  詩:赤りんご@

お祭りで見つけた赤い金魚
何故か皆立ち止まって魅入っていた
とる為に必死に頑張った隣で笑う君
嬉しくて集中すらできなかったよ


ああこの金魚ように
世界の荒波にも負けない
自由に泳げる勇気を
僕にください


明日にはなくなる笑顔も
今なら捕まえられる気がする
止め処なく襲った涙も
今なら今なら上手く泳げる
明日にはいなくなる君を
街中探し回ったけれど
居るはずがないから僕は
目を閉じただけで泣けてきた



あの時見た風景も
何故か忘れさせたくてしょうがなかった


ああこの鳥達のように
世界の逆風にも負けない
自由に駆け回れる強さを
僕にください


昨日に戻りたいなんて
無理に決まっているのに
幾度も夢に出てくる君に
呟いた「回りすぎ地球」
昨日にいた気がした君を
手探りで探し回る僕は
諦めがつかなくて虚しくて
目を閉じただけで泣けてきた



君がそれを望んでるなんて思ってない
分かってるけど分かってるけど
夢に出てくる君に手が届かなくって悲しいんだ



ああこの人達のように
何に負けても負けない
生きる気力と気持ちを
僕は掴み取った



今日を生きる力を
くれたのは君だったよ
すべての優しさを君が
くれたんだよだけど
今日なんてつまらない
いつまでも捻くれてる僕に
君が羽をつけた
目の裏に焼きつくよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

金魚

閲覧数:108

投稿日:2012/08/23 19:29:22

文字数:581文字

カテゴリ:歌詞

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