*これは、ささくれPの「ガラクタ姫とアポストロフ」の自己解釈小説です。
苦手な方は、ブラウザバックをお勧めします。


ガラクタ姫とアポストロフ

だれにもあいされないものって、なにかな?
だれにもあいされない。
わたしは、ここにひとりぼっち。
でも、きみは、わたしを、あいしてくれた。




であったとき、きみがわたしてくれたものは、わたしのタカラモノ。
でも、きみは、ひとをこわさないの?
どんなかおをすればいいの?
そんな、なきだしそうなこころを、ごまかした。
「なんで、きみは、わたしにやさしくしてくれるの?」
きみは、なにもいわない。
いえないから。
でも、すこしまえをあるくきみをみていると、とても、とてもやさしくみえたの。
さびついた、ぶきようなあめが、がらくたやまにふってきた。
まっくろ、まっくろ。あしかせも、からだじゅうのいたみも。
ゆうつなそらも、こわいこわいよるも、むねのなかのもやもやも、
ながしてしまえたらいいのに・・・・・・。

「みつめないで、アポストロフ、よけいななみだ、あふれちゃうから」
わたしの、こころのメロディ、きみにきこえてる??



きみがそばにいてくれる。
「アポストロフ!!こっちきて!!」
そうよぶと、きみはすぐにきてくれる。
そんな、きみとのひびはとてもやさしくて、たのしかったの。


でも、ヒトとキジンはけんかしてたの。
そして、いま、ヒトはいないの、
わたしいがい。
けんかに、キジンがかっちゃたんだって。


「さむいね、アポストロフ。ねえ、アポストロフのおおきいて、わたしがあっためてあげる!!」
そういうと、きみは、わたしにへんじするように、めをてんめつさせる。

きみのこえは、やさしいこころのメロディ。
ああ、こんなひびが、ずっとつづけばいいのに。
そしたら、きみとわたしは、ずっといっしょなのに。

でも、そんなゆめは、かなわなくて、
キジンが、わたしときみのところにきたの。
そして、キジンはいうの。

【アポストロフを引き渡せ】
「嫌だ!!!」
【そうか・・・なら】
そのとき、キジンのもっていたものが、わたしのあたまにささったの。
ちあふれてね、よけいななみだながすの。
ねえ、きこえないの?
やさしいこころのメロディ

そしてね、ちあふれて、きみがかすんでみえないの。

ねえ、アポストロフ、わたし、きみといっしょにいれて、たのしかったよ。




動かなくなったガラクタ姫。
アポストロフは、彼女を刺したキジンを壊し、
彼は、その後ろに居たキジンに壊された。

だれにもあいされないものなんて、なかったんだね。
きみに、きみにあいされたわたしが、
このせかいの、さいごのにんげん。

「ミク、これからも、一緒だよ」
「うん!!アポストロフ。私は、アポスロトフの事、大好きだよ!!」

―END―

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【自己解釈小説】ガラクタ姫とアポストロフ

初の自己解釈小説!
超絶に感動して
暇だったから衝動書き、
原曲聞きながらやりました。

閲覧数:811

投稿日:2011/07/25 12:10:25

文字数:1,190文字

カテゴリ:小説

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