風に吹かれて 錆びてく旗竿の
間 揺ら揺ら 一輪咲かせた華
月夜に翻る 錦の御旗掲げられて
白き砂地を 駆け巡る
ちらり ちらり 蒲公英の種
遠く 遠く 辿り着けて
託す想いを届け 愛しい君に
強い 強い 蒲公英の茎
匍匐しても 立ち直ると
君の祝福を身に 鳴き絶えぬ鼓角(こかく)
夜明けに星稀に 囁いていた千万輪
露と静かに 散って逝く
長い 長い 蒲公英の根よ
深く 深く 伸びてこいよ
我が手元に巻きつけ 二人の縁(ゆかり)
鮮やかなり 蒲公英の花
目立つになり 導いてよ
名もなき我が墓まで 叶えぬ再会
============ 仮名VER. ============
かぜにふかれて さびてくはたざおの
あいだ ゆらゆら いちりんさかせたはな
つきよにひるがえる にしきのみはたかかげられて
しろきすなちを かけめぐる
ちらり ちらり タンポポのたね
とおく とおく たどりつけて
たくすおもいをとどけ いとしいきみに
つよい つよい タンポポのくき
ほふくしても たちなおると
きみのしゅくふくをみに なきたえぬこかく
よあけにほしまれに ささやいていたせんまんりん
つゆとしずかに ちってゆく
ながい ながい タンポポのねよ
ふかく ふかく のびてこいよ
わがてもとにまきつけ ふたりのゆかり
あざやかなり タンポポのはな
めだつになり みちびいてよ
なもなきわがはかまで かなえぬさいかい
【歌詞応募→曲募集】 戦場に咲いた華 (仮)
歌詞書きの3作目。
砂地に生える雑草でもある蒲公英を象徴として、
戦場で亡くなった兵士の運命を主題にしました。
-----Reference-----
Aメロ
間奏
Bメロ
サビ
間奏
Bメロ
サビ
-----History-----
2013/06/08 曲募集用に転向
2013/06/03 選考結果:落選
2013/05/31 歌詞完成・応募 http://piapro.jp/t/Qixy
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