小さなマンションの
隣通しの部屋に住む
幼馴染の僕と少女の
ストーリー

5歳の頃に隣に越してきた
同い年の女の子

活発な彼女と静かな僕
真反対だ

梅雨 雨が降った日僕は暇で
部屋で遊んでた

雨が止んでチャイムがなった
そこには

隣の部屋の彼女
長靴を履いて
「虹が出てるよ!宝物を探しに行こう!」って

そうやって僕を部屋から連れ出し
手を引いていく
目指した先は虹のふもとの宝箱

10年経って僕達は高校生になったけど

変わらない関係と変わる僕の気持ち

10年前みたいに雨が降る梅雨の日

晴れたら虹が出て彼女も家に来た

「一緒に宝探し行こうよ!」って
あの時の続きみたいに手を引いて駆けだした

子供っぽいけど僕たちが初めて会話した
あの時みたいだ
お財布持ってるけど

あの時見つけられなかった
大きくなって宝箱は無い

そんなの知ってる
でも信じていたものきっとある

違うのは恋心だけ

今日見つけられたもの
2人で買い食い
焼き立てコロッケ片手に虹を眺めた

あの時見つけた宝物
楽しくて嬉しかった
大切な思い出 初めての恋心

あの日からよく話すようになった
隣で笑う君は
僕を思っていますか?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

にじ(仮)

淡い恋心のストーリーを男の子サイドで描きました。
きっと幼い頃は虹の果てには宝箱があると信じていた人も多いのではないでしょうか?少なくとも私はそういう子でした。いつか虹の先の宝箱を見つけに行く!って思ってました。それを実行した男の子と女の子のお話です。

閲覧数:243

投稿日:2021/10/02 23:26:37

文字数:512文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました